こんにちは。整形外科で「異常なし」と診断されつつ痛みや違和感を抱えるあなた、整体・整骨院で効果を実感できないあなたにこそ“腱引きを”がモットー・〈筋整流法 長崎出島道場〉の才津です。
8月9日は長崎原爆の日です
8月の盆前のこの時期、長崎市内は独特な雰囲気になりますが。。。
毎年恒例の事と普通に過ごしていましたが、今年は被爆80年ということで、1本の映画を観に行きました。
「長崎―閃光の影で」被爆直後の赤十字救護所が舞台の映画でした。
子供にも観てもらえるように、凄惨な描画は押さえつつも、救護にあたった人の苦難と絶望(薬品もなく、介抱しても次々と亡くなってゆく)が生々しく伝わってきました。
主人公である3人の赤十字の女学生の演技も素晴らしかったです。
*長崎弁も完璧でした
原爆爆心地に近い映画館(ココウォークTOHOシネマ)で鑑賞したので、ここも映像に出ている瓦礫の山の一部だったのだとリアルに感じられました。

映画の舞台となった新興善町小学校(被害の少なかった小学校を救護所として利用)は、跡地が長崎市立図書館になっておりますが、図書館の一角に当時の救護所を再現した「赤十字救護所メモリアル」があります。
映画を観たあとに改めて訪れてみると、この場所で多くの方が亡くなり、また、多くの看護師や救護にあたった方々が奮闘したのだと実感できました。

そして、原爆の爆風で鳥居の半分が吹き飛ばされた「片足鳥居」のある「山王神社」へ行ってきました。
境内には2本の大きな「クスノキ」があり、生い茂っていました。
*当時は爆風と熱線で枯れ死寸前までいったそうです
このクスノキは福山雅治の楽曲でのテーマになっており、明後日8月9日には長崎スタジアムシティ で長崎市民と共に合唱される予定です。
*長崎出島道場のお客様(60代女性)も合唱に参加されるとの事で頑張ってくださいね



映画鑑賞をきっかけに救護所メモリアル、山王神社まで巡ることになりましたが、今回感じたのは「生きようとする力と、生かされた者の使命」でした。
80年前の瓦礫の街から今日まで先人たちが不屈の精神で長崎の街を復興してきた事を思うと、原爆を落とされても「我が魂は 奪われはしない」というクスノキの歌詞が身に沁みます。
私も整体師の使命として、力強く生きている長崎人をこれからも助けて参りたいと思います。
以 上