こんにちは。整形外科で「異常なし」と診断されつつ痛みや違和感を抱えるあなた、整体・整骨院で効果を実感できないあなたにこそ“腱引きを”がモットー・〈筋整流法 長崎出島道場〉の才津です。
もう早いもので、立冬、暦の上では冬の始まりですね。
季節の変わり目ですので、皆様におかれましても、体調管理には万全を期してくださいね。
さて、今回のタイトルの“人に伝えること” ですが、先月と今月、人に伝えることの難しさと大事さを痛感する出来事がありました。
先月は「腱引き施術指導員」の講習会に参加し、実技テスト・筆記テスト・プレゼン講習を経て施術指導員の資格を取得しました!
*腱引き師ではない一般の方に腱引きを教える事ができる資格です。
実技では、腱引きの際の微妙な指使いや、体のポジショニング、力の入れ具合/時間など、普段当たり前に行っている動作を、どう相手に伝えるか非常に難しかったです。
優しい言葉を選んで、体の部位を説明し、動作のニュアンスを言語化する(ズーンとかシュッととか、ギュッととか擬音でなく。。。)のが大変でした。
あと、相手に教えている際に自分もうまく出来てない部分が浮き彫りになり(口で説明しているのと自分の動作が不一致)、自分の技術を修正する良い機会にもなりました。
「自分が成長するには人に教える事が一番の勉強法」である事を身に染みて感じました。
そして、今月は「腱引き師(経営)勉強会」にて、始めて講師をする事になりました。
「長崎出島道場のご新規さん対応について」というタイトルで、お客様と信頼関係を築いて、Win-Winの関係になるには、初回と2回目の対応が重要である事について講演しました。
Powerポイントの資料を本格的に作成したのは、会社を辞めてから久しぶりでしたが、昔取った杵柄で、作成自体は苦になりませんでした。
資料作成にあたっては、開業してからの1年半の様々な苦労をした事、うまく乗り切った事を思い出し、腱引き師の仲間に役立つ事を少しでもお伝えしたい気持ちでやりました。
腱引き師の仕事は個人事業主なので、経営の苦労は孤独な闘いですが、他の先生方の発表もお聞きして、「皆さん紆余曲折を経て創意工夫で難局を乗り越えてきたんだなぁ、苦労しているのは自分だけじゃない」と勇気を頂きました。
来年から『長崎伝承会』として、腱引きを習いたい長崎人を募集予定です。
*五島伝承会と交互に開催予定です(ご興味がある方はいつでもご連絡ください)
益々、“人に伝えるスキル”が求められますが、いつも最善を尽くして伝えて参ります!
以 上