こんにちは。整形外科で「異常なし」と診断されつつ痛みや違和感を抱えるあなた、整体・整骨院で効果を実感できないあなたにこそ“腱引きを”がモットー・〈筋整流法 長崎出島道場〉の才津です。
暦の上では秋となり、お盆を過ぎてもまだまだ暑い日々が続いておりますね。
お盆といえば、長崎では8月15日に精霊流しが行われます。
精霊流しは亡くなった方にとって初めてとなる“初盆“を迎えた遺族が亡くなった人がきちんと極楽浄土に行けるように、精霊船を用意して流し場まで運んで流す行事です。
提灯を先頭に、家紋の入ったまとい、ドラ、精霊船が続いて行列します。
ドラの音に続いて「ど~い、ど~い」の掛け声を掛けながら行列は進みます。
*ど~い、ど~い は一説には南無阿弥陀仏の省略形とか
あと、特徴的なのが大量の爆竹を鳴らしながら行進する所です。
さだまさしさんの「精霊流し」の静かなイメージで観光に来ると、爆音に面喰いますよ(笑)
今年は私も、友人のお父さんの精霊流しに参加しました。
友人宅は長崎市内の街中にあるのですが、街中を巡りながら、4時間かけて流し場である大波止まで次のような行程で行進しました。
友人宅 ⇒ 市民会館 ⇒ 常盤橋 ⇒ 崇福寺 ⇒ 思案橋 ⇒ 県庁坂 ⇒ 大波止
途中、雨に打たれましたが、休憩中はビールを飲みながら楽しく参加しました。
目的地である大波止に着いた途端にどしゃぶりとなり、濡れ鼠状態でボロボロになりましたが、最後に船に手を合わせて、心は晴れ晴れとした気分で帰宅しました。
精霊流しは、賑やかな中にも故人を送り出す寂しさもある、長崎の素晴らしい伝統行事です。
ぜひ一度お越しくださいね。(爆竹に備えて耳栓もお忘れなく)
以 上